注文住宅というのは分譲住宅などと違い、自分の好きな設計や内装などを実現することのできる家のこと。非常に自由度が高く、キッチンを広くしたり、外観をアメリカ風にしたり、趣味の部屋に専用の棚を作ったり、自分のこだわりたい部分に力を入れることができます。ただ、それだけに分譲住宅などと比較すると費用がかかってしまうことも。今回はそんな注文住宅にかかるお金について学んでみませんか。
「注文住宅で夢のマイホームを作るぞ」と言っても、やはりお金が無ければどうしようもありませんし、大まかな費用を知っておかないと実現可能かどうかも分かりません。逆に大まかな費用を知っておけば、自分たちの貯金やローンの組み方などを検討しつつ、実現可能か知ることができます。今すぐに注文住宅を検討されている方はもちろんですが、数年後に家を買おう、建てようと考えておられる方はぜひ参考にしてみてください。
また、注文住宅にかかる費用と一口に言っても、これは様々な費用の合計額。本体工事費を始め、付帯工事費や諸費用など、費用もいくつかのものに分けることができるのです。これらをひとつひとつ把握しておくことで不当な金額を請求されてしまった場合にも的確に対処できます。他にも地方などで費用の相場が変わってくることも。費用について全くの無知な状態で挑んでしまうと、もしかしたらあくどいハウスメーカーや施工店に相場よりも大きい金額を請求されてしまうかもしれません。もちろん、そんなあくどい会社は極々一部だとは思いますが、自分の身は自分の知識で守るに越したことはないということ。特にお金はどうしたって必要になるものですからね。
ここで注文住宅にかかるお金の基礎知識を身に着け、実現できそうであればハウスメーカーや地場の工務店、建築士などに相談。こだわりのポイントなどをしっかりと話して予算を調整し、自分たちの夢のマイホームを完成させましょう。打ち合わせについても回数制限があることも多いので、自分がどのような家に住みたいのか、どんな暮らしを実現させたいのかをしっかり整理しておくとスムーズです。分譲住宅と比べて打ち合わせに時間がかかるのも確かですが、住宅の購入は人生で最もお金が必要となるイベント。そんな住宅の購入に妥協をしてしまっては、この後ずっと後悔することになりかねません。特に注文住宅となれば、少しの妥協でも、あとになって公開することが非常に多くあります。
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